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クリスマス②


こんちには

本日はクリスマス当日です、メリークリスマス
ところで「メリークリスマス」という言葉の意味は「楽しいクリスマスを!」「よいクリスマスを!」みたいなニュアンスとなってます。

街はイルミネーションであふれてて美味しいものもたくさん売ってて楽しいですね~年の瀬を感じます。
クリスマスが終わるとすぐ年末年始モードに切り替わる目まぐるしさも毎年のことながらなんだか面白い。

kurisumasuマーケット

クリスマスといえば赤レンガで開催されているクリスマスマーケット!画像は去年のものです。
今年は行けてないのですが本日までだそうで…。さすがにクリスマス当日は人混みがとんでもなさそうですね~。

ちなみに先日ランドマークに行ったのですが、ランドマークのクリスマスツリーはこんな感じでした

1482631051252.jpg

大きい!入りきってません(笑)!綺麗でしたよ~。

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆

さてさて。
クリスマスってそもそもなんの日なんでしょう?

一般的には「キリストの降誕の日」と言われていますがキリストの誕生日は12月25日じゃない…というのは結構有名な話みたいです。そもそもキリストの誕生日が明確に記述されていないようであやふやらしい。

では12月25日は一体なんなのかというと、古代ローマで信仰されていたと言われるミトラ教(太陽神・ミトラスを主神としています)の冬至の祭りの日だったとかなんとか。

ちなみに「サンタクロース」は4世紀ごろにミラの主教であった聖人ニコラウスがモデルとなっているそう。クリスマスの日にプレエントを~というのもこのニコラウスにまつわるエピソードからきてるようですよ。

とまあ色々クリスマスに関する話をつらつら書いてみましたヾ(o´∀`o)ノ

それでは本日はこのへんで。
今年はこれで最後の更新になります(^-^)/

当院は12月29日から来年の1月6日までお休みとなります。診療開始は1月7日の土曜日からです

メリークリスマス、そしてよいお年を~
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クリスマス


こんにちは~

来週はクリスマスということで…
それにのっかってクリスマスの日にぴったりな(?)ミステリ小説を紹介しようかなと思います。

たくさんあるのでどんどん紹介していきます!

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

「クリスマス・イヴの凶事」/スタンリイ・エリン

事件はクリスマス・イヴに起きる。ジェーシーが階段から落ちて亡くなってしまったのだが、有力な容疑者は目撃者がいないことから無罪となり…ラストに待ち受ける驚愕の真相。

短編集「特別料理」に収録されたこの作品。表題作「特別料理」はミステリファンの間では言わずもがなの名作なのですが(様々な小説でパロされたり出てきたりします。読んでおくと楽しいです)こちらの「クリスマス・イヴの凶事」も最高です。早川書房より出ています。アシモフ編の「クリスマス12のミステリー」にも収録されていたような。姉弟の確執と渦巻くまがまがしい雰囲気、そして最後の一行でうなります。

「46番目の密室」/有栖川有栖

「日本のディクスン・カー」と称されるミステリ作家・真壁聖一。45作もの密室をテーマにした作品を書き続けた彼はなんと次回作で筆を置くという。クリスマスの日に彼の別荘に招待された客たち。作家・有栖川有栖とその友人・火村は殺人事件に遭遇してしまう。なんと真壁が殺されていたのだが現場は密室状態で…彼は自分の46番目の密室トリックで殺されてしまったのだろうか?

人気シリーズ・火村英生シリーズ(作家有栖シリーズ)の一作目となっています。「臨床犯罪学者・火村英生の推理」が放送されたのは今年の頭でしたね~。面白かった。さすがの王道ミステリ、練られた伏線と構成がうまい!そして文章がとても読みやすいのでおすすめです。

「青い紅玉」/コナン・ドイル

クリスマスの朝に拾われた一羽のガチョウと帽子がホームズのもとに送られてきた。なんとそのガチョウの餌袋にはある伯爵夫人が盗まれ、懸賞金のかかった宝石が入っていた!おかしな落とし物から発展する事件の行きつく先は…?

ホームズもののクリスマスといえば!でまず思いつく本作。短編です。ひとつのおとしもの落とし物から事態がどんどん展開していくのが楽しい。そしてラストのオチが好きです。

「クリスマスのフロスト」/R.D.ウィングフィールド

ロンドンから離れた田舎町・デントン。ここではもうクリスマスの時期だというのに様々な問題が起きる。日曜学校からの帰途、姿を消した少女、銀行の玄関を深夜金梃でこじ開けようとする謎の人物…。続発する難事件を名物警部・フロストが解決する人気シリーズ一作目。

フロスト警部がなかなか登場しないんですけど!(笑)登場してからのスピード感が好きです。かっこよくはないんですけど…。ユーモアだけじゃないし、ミステリのほうはもちろんキャラたちの動きが楽しめる。

「子羊たちの聖夜」/西澤保彦

事件はクリスマス・イヴの夜。ある女性がマンション最上階から転落死した。
自殺として片づけられてしまったこの試験、偶然現場に居合わせてしまった匠と高瀬は事件を調べ始めるが五年前のクリスマスイヴにも同じような事件が起きていて…。

匠千暁シリーズの3作目。二転三転する推理が楽しい!キャンパス三人組のキャラクターの濃さもさることながら本格ミステリの仕掛けが面白いです。

「クリスマスの猫丸」/倉知淳

編集者の八木沢は原稿を回していた猫丸先輩をなぜかクリスマスに接待することに…
猫丸先輩と待ち合わせ中のファミレスの窓からおかしな光景を目にする。サンタの恰好をした人が一方向に走り去っていくのだがしばらくするとまた同じ方向に向かって走っていくサンタ。さらに少しするとまたまたサンタが走っていく。一体これはなんなのだろう?

「猫丸先輩の推測」に収録されている短編。クリスマスの日にわざわざ猫丸先輩の接待をさせられる八木沢君は相変わらずの不憫さですが(笑)、軽く読める楽しいミステリ短編となっています。猫丸先輩の謎解きもきいていて愉快なのでおすすめです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

他にもいろいろあるんですけどおさまりきらないのでこのぐらいで。
ほかにもアガサクリスティーの「ポアロのクリスマス」、綾辻行人の「緋色の囁き」、森博嗣「笑わない数学者」、などなど。
一冊でも気になったものがあれば嬉しいです。


それでは本日はこのへんで。

トスカ


こんにちは~

今週はオペラが舞台となるミステリ小説を紹介したいと思います(=゚ω゚)ノ

トスカの接吻

「トスカの接吻 オペラ・ミステリオーザ/深水黎一郎

オペラ「トスカ(Tosca)」はジャコモ・プッチーニの作品です。
とても有名なので知ってる方も多いと思いますが、画家であるカヴァラドッシと、その恋人であり、歌手であるトスカの物語となっています。
あらすじは本作でしっかり紹介してくれるので「トスカ」を知らない方も大丈夫です!この機にぜひ。

この「トスカの接吻」は芸術探偵・神泉寺瞬一郎の登場するシリーズの2作目にあたるのですが、単発でも十分楽しめるので、今回はシリーズでも個人的に特に好きな作品である本作を紹介したいと思います

一作目から読みたい!という方は「エコール・ド・パリ殺人事件」から読んでください
こちらもめちゃくちゃ面白いのです!

ではさっそくあらすじ紹介

******************************

事件は歌劇「トスカ」の上演中に起こる。

主演女優のプリマドンナが相手役のバリトン歌手にナイフを首筋に突き刺す、そのシーンでなんと偽物だったはずのナイフが本物のナイフとすり替わっていた!

しかしその状況で「ナイフのすり替え」を行うのは誰にも不可能だった…

観衆の前、「開かれた密室」となった舞台の上で行った殺人事件。

罠を仕掛けた犯人の真意とは一体?
そして続けて起こる第二の殺人では現場の鏡に口紅で「トスカの接吻」という文字が残されていて…

芸術探偵・神泉寺瞬一郎とその叔父である海埜刑事が事件を追う!そしてたどり着いた真相は――

******************************

設定としては結構古典的な本格ミステリかな?という雰囲気ですが古典本格大好きなので大変心が躍りました…
しかし本作、この芸術探偵シリーズの特徴でもあるのですが「芸術」と「本格ミステリ」の融合が本当にうまいです。

「芸術とかよくわからない・・・」
なんて方も安心!懇切丁寧に、さらにとても面白く、わかりやすく説明してくれます。わたしも芸術分野は門外漢ですが十分「芸術」が生み出す世界を楽しめました。なかでも瞬一郎の語るオペラは大変面白くてひきこまれる。瞬一郎が語る芸術はこのシリーズの好きな特徴のひとつです。

叔父の刑事である海埜刑事が捜査して…という形ですがこの生真面目な海埜刑事と自由人な瞬一郎のやりとりも楽しいです。

軸となるトリックに新鮮味、というか新たな驚きはなかったのですが、そこにいきつくまでの過程が見ものです。
推理展開のさせ方や伏線の張り巡らせ方、そして手がかりの提示のしかたなどが真相を読んだときに影響を与えてくれます。

シリーズは
「エコール・ド・パリ殺人事件」
「トスカの接吻」
「花囱玻璃」
「ジークフリートの剣」
となっています。

トリックの驚きもろもろ含めてミステリとして一番まとまってるのは「花囱玻璃」かな…花囱玻璃は瞬一郎の手記形式で進みますがこれまた新しいタイプのミステリで面白いです。「トスカの接吻」はぞんぶんにちりばめられた古典的なモチーフが好き。

この「花囱玻璃」なんですが同著者のデビュー作である「最後のトリック」といい、読者を巻き込むのが本当にうまい…と思わずため息。ちなみに補足ですが「最後のトリック」は「犯人は読者!」とうたわれています。確かに犯人は読者です。興味がある方、ぜひ読んでみてください。さすがのメフィスト賞受賞作。

…キリがないのでいつかまた紹介したいと思います

今回は二作目「トスカの接吻」を紹介しましたがシリーズぜんぶ面白いのでおすすめです

それでは本日はこのへんで

ほっとひといき


こんにちは

今年も残すところあと1ヶ月をきりましたね。一年とは早いものです…

今週は冬の日にぴったりなほっと一息つけるミステリを紹介したいと思います

タルトタタンの夢

「タルト・タタンの夢」
「ヴァン・ショーをあなたに」

/近藤史恵

シリーズものの短編集です。
一作目が「タルト・タタンの夢」ですよー。東京創元社より発行されてます。
シリーズのあらすじはだいたいこんな。

******************************

下町にある小さなフレンチレストラン、「ビストロ・パ・マル」。
風変りなシェフのつくる気取らず、それでいて絶品なフランス料理の数々に舌鼓をうつ客たち――
そんなビストロ・パ・マルでおこる不思議な出来事や持ち込まれる話、その結末とは?

常連の西田さんはなぜ体調をくずしたのか? 甲子園をめざしていた高校野球部の不祥事の真相は?近所の田上家のスキレットはなぜすぐ錆びるのか?ブイヤベース・ファンの新城さんの正体は?…などなど。

絶品料理とともに送るミステリ短編集。
******************************

「タルト・タタンの夢」、「ヴァン・ショーをあなたに」はどちらも7編の短編で構成されています。
いわゆる日常系ミステリなのかなーと思います。ミステリと意識しないほうが読みやすい感じもするかも…日常のなかにおこる「どうしてだろう?」という疑問がメインとなっております。

押しつけがましさのない切なさやあたたかさがとても好きです。気軽によめて、ひといきつけるミステリです。ヴァン・ショーをのみながら読みたい作品…!(笑)

基本的に語り手はビストロ・パ・マルのギャルソンの高築くん。探偵役は三舟シェフです。
「ヴァン・ショーをあなたに」では三舟シェフについて少しずつ明かされていくのでぜひぜひ、「タルト・タタン」を読んだ方はつづきも読んでほしいです

それでは本日はこのへんで。


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Author:yamadasika
山田歯科クリニックのスタッフが毎回様々なテーマでブログを更新しています!

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