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♪明日は楽しいひなまつり〜

こんにちは

久々の更新になりますが、みなさんいかがお過ごしですか?

さて、明日3月3日は桃の節句、ひなまつりですね

みなさんのお宅ではひな人形は飾られていますか?

産まれてきた赤ちゃんが幸せな結婚ができるようにと願って飾るひな飾りは、

結婚式の様子をあらわしています


ところで、お歯黒をしているおひなさまがあることをご存知でしょうか





昔々、日本には「黒の化粧文化」ともいえる時代があったそうです

その代表的な例が、そう、歯を黒く染めるお歯黒です

平安時代に女性が成人した印として始まったとされています


明治の頃まで約1000年もの間続き、

女性だけでなく男性もお歯黒をした時代もあったそうです


お歯黒の作り方は各家庭によって秘伝があったようですが、

とにかくむせるほど臭かったといいます

それを毎日か、せめて2〜3日に一度は付け直し、

なおかつ、眉もそり落とす、というのが江戸時代の化粧というのです



私はイカスミスパゲティが大好きでよくいただきますが、

歯が黒くなるときはその時くらいです(笑)

たいてい、一緒にご飯を食べに来た友達に苦笑されます

しかし当時は黒い歯こそ、セレブな奥様の条件だったのです

私がお歯黒の時代に生きていたら、

イカスミスパゲティでごまかしそうです(笑)


ちょっと話がそれたので、

せっかくですので歯医者らしい話を・・

現代から見ればお世辞にも美しいとは言えないお歯黒ですが、

実は歯の健康にとっては大変良かったといわれています


「お歯黒」の何が虫歯の予防になっていたのでしょう?

それは、お歯黒の成分に含まれているタンニンという物質がカギを握っています

「タンニン」とは渋柿の渋の成分のことです

このタンニン様が歯質タンパクの腐敗防止の役目をしてくれたのです


ただし、お歯黒はタンニンだけでは出来ません

タンニンと酢酸第一鉄溶液を交互につけて歯の表面に塗りつけていたそうです

ちなみに酢酸第一鉄溶液とは、

あめ、もち米、粥、錆びた鉄くず、鉄さびをかまどの側で発酵させたもので、

リン酸カルシウムを強化し、歯を保護する役目を果たしていたそうです



先ほどお話したと通り、

週に1〜2回お歯黒を着けないと色むらができてしまうので、

奥様方はこれを大変気にかけていました

お歯黒を着ける前に持ちを良くするために、

「歯の汚れ」つまり歯垢を丹念に取っていたそうです


このことも自然と虫歯予防になっていたのでしょう

昔の人たちの知恵は素晴らしいと改めて感心いたします



また、三人官女の中央の女性も結婚しているということで、お歯黒で眉がないのだそうです

ひな人形の業者の方は、たまに「まゆ毛が書いていない」、という苦情をうけるそうですが、

お客様に「こういうことです」とご説明すると「知らなかったわ」と納得されるそうです


最後に、昔から「ひな人形を早くしまわないとお嫁に行き遅れるよ」といわれているのは、

・厄払いをして不幸を遠ざけるため
・きちんとしたお嫁さんにしつけるため
・おひなさまのように早く幸せになって欲しいという親心が込められているということです

飾られている方は、明日中にしまった方がよさそうですね


しまわれる前に、是非おひなさま、五人官女のお歯黒をチェックしてみてくださいね

それでは今日はこの辺で失礼いたします
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