歯肉が痛い…それって?
おはようございます!
今日はどんよりとした曇り空ですねぇ。
ここ最近は安定した気候が続いていて、過ごしやすかったのに…。
来週から気温が下がってきそうですね
さてさて、最近私の友人から歯についての相談を受けました。
なんでも、右上の奥歯が痛み、しかも少し揺れていたらしく、友人はパニックに
それは歯茎が弱っているからだ!磨こう!という結論に達し、それからその部分を重点的に磨いたらしいです。
すると今度は歯茎が腫れてしまい、少しの出血と歯肉が白っぽく変色し、剥けてしまったとのこと!
聞いただけでも痛々しいお話…
と、いうわけで。
今日は歯肉炎と歯周病についてのお話をしましょう
歯肉炎は、成人に多い歯周病と比べて、ブラッシング不足の子供から20歳代によく見られます。
成人の口のトラブルで最も多いのは、虫歯と歯周病です。
そして、歯肉炎は歯周病の初期段階に見られる炎症のことなのです
歯肉炎は、歯磨きが不十分な状態が続き、口の中に存在する細菌が原因で起こります。
時には歯周病と同じように、歯石ができてしまうこともあります
歯肉の表面に付着した細菌が歯肉の内部に侵入しようとし、それを防止する際に炎症が起こります。
そのため、炎症を起こした歯肉がズキズキと痛みます
この炎症が歯肉にのみとどまっている状態が歯肉炎で、歯の一部が溶け始めた段階からを歯周病と呼びます。
歯肉炎の症状では、歯肉が赤く腫れて出血しやすくなったり、歯磨きをする時に痛みを感じたり、膿が出たり、口臭がひどくなったりといったものがあります
そんな歯肉炎の具体的な症状は大きく分けて5つあります。
1.歯茎が腫れる
歯と歯の間の歯茎は固く、V字の形をしているのが正常です。
しかし、歯茎が膨らんだり、指で押すと柔らかく、ブヨブヨとした感じがするようになります。
2.歯肉から血が出る
歯磨きをすると血がでるという状態になると、まず歯肉炎を疑った方がよいでしょう。
3.歯肉の縁がはっきりしない
通常であれば、歯と歯肉は境目がはっきりしています。
しかし、歯肉炎になるとこの境がはっきりせず、歯肉の縁が薄く伸びたり、
でこぼこになったりします。
4.歯肉が赤くなる
歯の周囲に沿って赤い帯状のラインが見られるようになります。
5.歯の表面の歯垢
歯と歯茎の境目に白い歯垢がついた状態になります。
歯肉炎が歯周病にまで発展しているのかどうかは、レントゲンなどで確認します。
歯肉炎による出血を歯磨きのしすぎと勘違いしてしまう人も多いようですが、歯磨きを軽めにしてしまうことで、口内環境がさらに悪化し、歯肉炎が悪化してしまうケースもあります
最後に、歯肉炎の予防についてご説明します
正しい歯磨きの仕方としては…
◎全体的にざっと磨くのではなく、一本一本を丁寧に、確実に磨く。
◎歯ブラシの毛先部分を歯、または歯と歯肉の境目に直角にあてて、力を入れすぎず、小刻みに軽く振動させるように磨く。
◎毛先が開いた歯ブラシだと、歯磨きの効果が激減するので、早めに交換することをお勧めします。
◎歯ブラシを縦に持って磨く。
しかし、どんなにしっかりと歯を磨いている人も、ご飯を食べている限り歯垢は溜まってしまうものです
そして歯垢が進行すると、歯石が形成され、一度歯石になってしまうと、歯磨きではとれません。
ですから、歯医者には特に歯のトラブルがなくても、1〜2か月に一回のペースで通った方がよいでしょう。
歯とは一生お付き合いしていくわけですから、小まめにメンテナンスをしてあげましょう
では、今日はこの辺で失礼します!
お天気予報では、夕方から雨が降るみたいなので、皆さん傘を忘れずに外出してくださいね

今日はどんよりとした曇り空ですねぇ。
ここ最近は安定した気候が続いていて、過ごしやすかったのに…。
来週から気温が下がってきそうですね

さてさて、最近私の友人から歯についての相談を受けました。
なんでも、右上の奥歯が痛み、しかも少し揺れていたらしく、友人はパニックに

それは歯茎が弱っているからだ!磨こう!という結論に達し、それからその部分を重点的に磨いたらしいです。
すると今度は歯茎が腫れてしまい、少しの出血と歯肉が白っぽく変色し、剥けてしまったとのこと!

聞いただけでも痛々しいお話…

と、いうわけで。
今日は歯肉炎と歯周病についてのお話をしましょう

歯肉炎は、成人に多い歯周病と比べて、ブラッシング不足の子供から20歳代によく見られます。
成人の口のトラブルで最も多いのは、虫歯と歯周病です。
そして、歯肉炎は歯周病の初期段階に見られる炎症のことなのです

歯肉炎は、歯磨きが不十分な状態が続き、口の中に存在する細菌が原因で起こります。
時には歯周病と同じように、歯石ができてしまうこともあります

歯肉の表面に付着した細菌が歯肉の内部に侵入しようとし、それを防止する際に炎症が起こります。
そのため、炎症を起こした歯肉がズキズキと痛みます

この炎症が歯肉にのみとどまっている状態が歯肉炎で、歯の一部が溶け始めた段階からを歯周病と呼びます。
歯肉炎の症状では、歯肉が赤く腫れて出血しやすくなったり、歯磨きをする時に痛みを感じたり、膿が出たり、口臭がひどくなったりといったものがあります

そんな歯肉炎の具体的な症状は大きく分けて5つあります。
1.歯茎が腫れる

歯と歯の間の歯茎は固く、V字の形をしているのが正常です。
しかし、歯茎が膨らんだり、指で押すと柔らかく、ブヨブヨとした感じがするようになります。
2.歯肉から血が出る

歯磨きをすると血がでるという状態になると、まず歯肉炎を疑った方がよいでしょう。
3.歯肉の縁がはっきりしない

通常であれば、歯と歯肉は境目がはっきりしています。
しかし、歯肉炎になるとこの境がはっきりせず、歯肉の縁が薄く伸びたり、
でこぼこになったりします。
4.歯肉が赤くなる

歯の周囲に沿って赤い帯状のラインが見られるようになります。
5.歯の表面の歯垢

歯と歯茎の境目に白い歯垢がついた状態になります。
歯肉炎が歯周病にまで発展しているのかどうかは、レントゲンなどで確認します。
歯肉炎による出血を歯磨きのしすぎと勘違いしてしまう人も多いようですが、歯磨きを軽めにしてしまうことで、口内環境がさらに悪化し、歯肉炎が悪化してしまうケースもあります

最後に、歯肉炎の予防についてご説明します

正しい歯磨きの仕方としては…
◎全体的にざっと磨くのではなく、一本一本を丁寧に、確実に磨く。
◎歯ブラシの毛先部分を歯、または歯と歯肉の境目に直角にあてて、力を入れすぎず、小刻みに軽く振動させるように磨く。
◎毛先が開いた歯ブラシだと、歯磨きの効果が激減するので、早めに交換することをお勧めします。
◎歯ブラシを縦に持って磨く。
しかし、どんなにしっかりと歯を磨いている人も、ご飯を食べている限り歯垢は溜まってしまうものです

そして歯垢が進行すると、歯石が形成され、一度歯石になってしまうと、歯磨きではとれません。
ですから、歯医者には特に歯のトラブルがなくても、1〜2か月に一回のペースで通った方がよいでしょう。
歯とは一生お付き合いしていくわけですから、小まめにメンテナンスをしてあげましょう

では、今日はこの辺で失礼します!
お天気予報では、夕方から雨が降るみたいなので、皆さん傘を忘れずに外出してくださいね

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