オマージュ
こんにちは!

スタッフの佐藤です

一昨日、少し暖かくなったかなぁ、と思いきや、
まだまだ寒いですね……

今日は、小説のオマージュについて書きたいと思います

みなさん、小説のオマージュときいて、
まず何を思い浮かべますか??
私は恩田陸さんの小説を思い浮かべます

↓恩田陸さんについてはこちら(インタビュー記事)
http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi36.html
私が好きな組み合わせは……

ジャック・フィニィ「盗まれた街」と、
恩田陸「月の裏側」です

※以下、作品内容に触れます

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「盗まれた街」も「月の裏側」も、ある街の中で
人間が少しずつ「人間でないもの」へと入れ替わっていきます。
大部分の人が「入れ替わり」に気付かない中、
それに気付いた人たちがいて……
という展開です

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私は「月の裏側」から読みました

不思議な恐さを感じることができる本だと思います

また、これは違う方の作品ですが、
最近見つけたオマージュがこちら


ゴーゴリ「鼻」と、
中島京子「コワーリョフの鼻」
(後者は、短編集「Re-born」の中に収録されています)
個人的には、物語自体の面白さに加えて
喜劇のようなおかしさを含んでいる本だ、という印象を受けました

原作とオマージュをセットで読んでみる、というのも
楽しい読み方だと思います

もちろん、片方だけでも十分に面白いです


では、今日はこのあたりで失礼します

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