無謬の”銘”探偵
こんにちは!(=゚ω゚)ノ
大型連休が明けてしまいましたね~
皆様休暇はどのように過ごされたでしょうか

今回は「休暇」といえば!で私が思い出してしまうとっておきのミステリ短編を紹介したいと思います…(=゚ω゚)ノ
短編タイトルはその名も
「密室荘」!
「メルカトルかく語りき」著者:麻耶雄嵩
に収録されているとんでもないほどぶっとんだ作品でございます


「密室荘」は”銘”探偵メルカトル鮎とその助手である推理作家美袋三条の休暇の話です。
事件がひと段落したメルカトルに誘われて、作品をちょうど書き終えた美袋はメルカトルの別荘、その名も「密室荘」へリフレッシュしに行くのですが…
「密室四の四」という地名、なんだか清涼院流水のコズミックを思い出してしまいますが
まあそれはおいといて(=゚ω゚)ノ
美袋くんが朝起きたらなんとびっくり!地下室に身元不明の死体が出現していたのです

メルカトルがこの死体を発見したときの状況をまとめると
「この別荘にはメルカトルと美袋しかいない」
「窓もドアも内側から施錠されているし外部からの侵入も不可」
えーっこれは完璧なる密室殺人じゃないかーっ

となった美袋に対してこの銘探偵、「こんなの密室じゃないさ」と宣う。そして放った一言。
「犯人は私か君のどちらかということだ」
さあ犯人は誰だ!?本当にこの二人のうちどちらかなのか!?そもそも答えはでるのか!?
前代未聞の密室劇ここに開幕です


「密室荘」を含め5編の短編が収録されているのでぜひ読んでみてくださいね

銘探偵メルカトル鮎というこの探偵、変人探偵は古今東西数多いるけれどぶっちぎりで変人です。
極悪非道なうえによく助手を囮にするし…
しかしこのメルカトルが言うことに間違いはない。なぜなら彼は無謬の銘探偵!彼が言ったことはすべて真実になるのです!
メルカトルシリーズは何作か出ていますがデビュー作はこちらになります。

「翼ある闇~メルカトル鮎最後の事件~」
はい。
なんとデビュー作が最後の事件です。
とりあえず始終「なんだこれ~~~!?」って言いながら読んでるんですけどもうはまってしまったらたまりませんね~
こちらはまたいつかちゃんと紹介したいと思います。
なんだか熱く語ってしまいましたが少しでも興味をもっていただければ幸いです。
それでは今日はこのへんで(=゚ω゚)ノ
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