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日本の名探偵


こんにちは!

昨日6月4日は『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』の映画公開日でした
ちなみに星籠は「せいろ」と読みます

原作はこちら、著者は本格ミステリの巨匠、島田荘司ですo(^▽^)o

星籠の海

装丁がとても綺麗で目を引かれます…

さっそくあらすじの紹介をしたいと思います。

ある日、御手洗潔のもとに一件の依頼がきます。
その内容は「瀬戸内海に浮かぶ興居島の湾に、死体が連続して流れ着く」という奇妙なものでした。

御手洗は、助手であり同居人でもある石岡和己とともに瀬戸内へ向かいます。

しかし、御手洗たちの到着直後に死体遺棄事件が発生!
さらに港町・鞆にあるカルト団体不可思議な乳児誘拐事件が複雑に絡み合って謎が謎を呼ぶ…

壮大な事件が幕を開けます…

一見関連のないような様々な事件がちりばめられていて、どうつながっていくのかどきどきしながら楽しめます

点と点が一本の線になってつながる瞬間は見ものですよ~~

映画では助手である石岡君がいなくて、オリジナルヒロインが登場します。

少し残念な気もしながら、これはこれで楽しみたいですね。
映画も原作もどっちも楽しみましょう~!!

(ちなみに、去年「傘を折る女」がフジテレビの土曜プレミアムで放送されていたのですがご覧になった方はいるでしょうか…

さて。御手洗潔といえば「和製シャーロック・ホームズ」と言われたりなんかする天才的に頭のいいうえに変人極まりない探偵でして、現代の名探偵ではかなり有名です。

シリーズはつい先日発売されたばかりの「屋上の道化たち」でついに50作目を迎えました!(!)

記念すべき衝撃のデビュー作はこちら、「占星術殺人事件」

星占術

ミステリー史に語り継がれる傑作です。

またゆっくり紹介したいと思いますp(*^-^*)q


シリーズが50作もある!というとどこから読んでいいいのかわからない…という方もいると思うのでざっと最初のほう8作だけ紹介させていただきます。
最初は順番を間違えるとネタバレを踏むこともあるので注意です

御手洗シリーズ

「占星術殺人事件」から続けるおすすめの順番がこちら
「斜め屋敷の犯罪」「御手洗潔の挨拶」「御手洗潔のダンス」「異邦の騎士」「暗闇坂の人喰いの木」「水晶のピラミッド」「眩暈」

(刊行順だと異邦の騎士のあとがダンスだったかな…?)

個人的に、「異邦の騎士」は前作を2作以上読んでから読むのがお勧めです。
異邦の騎士以降は異邦の騎士を読んでからにしたほうがいいかも…勘のいい人は真相に気づいちゃうおそれが。

しかし一作目の「占星術殺人事件」は手記が入っているので読みなれてないひとはちょっときついかも

「挨拶」と「ダンス」は短編集で読みやすいのでこの二つのうちどちらかから読んでもいいと思いますp(*^-^*)q


補足ですがドラマ化した「傘を折る女」は「UFO大通り」に収録されている短編です。
今回の映画の「星籠の海」も、「UFO大通り」も、単発で手に取っても大丈夫ですのでぜひに


御手洗シリーズは大仕掛けが多くてダイナミック、それでいて人間の心に触れるような痛みとあたたかさがあります。

この機会に読んでみてはいかがでしょうか…


長くなってしまいました…それでは今日はこのへんで!


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