雨の日に
こんにちは!

梅雨があけるまで「雨」「6月」なワードに関する小説を紹介します

まだ梅雨明けしていないので(よかった)今週も「雨」がキーとなる小説を紹介しようと思います

個人的な感想になりますが

「雨」とミステリは結構重要な結びつきがあるように感じているのです。
雨が降るとぬかるみができますよね。
足跡の問題がでてくるわけですヽ(´∀`)ノ
足跡がトリックとなるミステリは数多ありますけれどだいたい雪やら雨やら吹雪やらの日に事件が起きているような。
山ほどあるのでどれを紹介しようか迷うのですが今回は古典的名作にしようと思います


「テニスコートの殺人」/ジョン・ディクスン・カー
(今回写真がないので申し訳ないですが…

カーといえば「密室」を取り扱った作品で有名です。
「密室」といえばカー

こちらの「テニスコートの殺人」も、変化球(王道なような気もしますが)な密室ものになります。
そしてカーの生み出した名探偵であるギデオン・フェル博士のシリーズでもあります(*´v`)
ではあらすじ紹介といきましょう


事件は雨上がりのテニスコートで起きます。
テニスコートの中央であおむけに倒れていた絞殺死体。
濡れたコートに残った足跡は被害者の男のものと、被害者の婚約者であるブレンダのものだけ。
しかしブレンダは決して彼を殺していないと断固主張!
じゃあいったい犯人はどうやって殺人を犯したというのか?
…定石!本格ミステリの定石です。
まあ普通に考えればブレンダ以外に犯人は考えられないですよね。
あんまり話すとネタバレになりそうなのでここらへんにしておきますが、ちょっとこの作品は一風変わっていて色んな意味でどきどきしながら読み進めることになります…( ^ω^ )
ラストのトリック解明は驚きますよ~
古典的名作なのでかなりな有名作です。
現代でも驚けるカーの作り上げた密室劇を楽しんでもらいたいです…
それでは今日はこのへんでヽ(´∀`)ノ
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