ほっとひといき
こんにちは

今年も残すところあと1ヶ月をきりましたね。一年とは早いものです…
今週は冬の日にぴったりなほっと一息つけるミステリを紹介したいと思います



「タルト・タタンの夢」
「ヴァン・ショーをあなたに」
/近藤史恵
シリーズものの短編集です。
一作目が「タルト・タタンの夢」ですよー。東京創元社より発行されてます。
シリーズのあらすじはだいたいこんな。
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下町にある小さなフレンチレストラン、「ビストロ・パ・マル」。
風変りなシェフのつくる気取らず、それでいて絶品なフランス料理の数々に舌鼓をうつ客たち――
そんなビストロ・パ・マルでおこる不思議な出来事や持ち込まれる話、その結末とは?
常連の西田さんはなぜ体調をくずしたのか? 甲子園をめざしていた高校野球部の不祥事の真相は?近所の田上家のスキレットはなぜすぐ錆びるのか?ブイヤベース・ファンの新城さんの正体は?…などなど。
絶品料理とともに送るミステリ短編集。
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「タルト・タタンの夢」、「ヴァン・ショーをあなたに」はどちらも7編の短編で構成されています。
いわゆる日常系ミステリなのかなーと思います。ミステリと意識しないほうが読みやすい感じもするかも…日常のなかにおこる「どうしてだろう?」という疑問がメインとなっております。
押しつけがましさのない切なさやあたたかさがとても好きです。気軽によめて、ひといきつけるミステリです。ヴァン・ショーをのみながら読みたい作品…!(笑)

基本的に語り手はビストロ・パ・マルのギャルソンの高築くん。探偵役は三舟シェフです。
「ヴァン・ショーをあなたに」では三舟シェフについて少しずつ明かされていくのでぜひぜひ、「タルト・タタン」を読んだ方はつづきも読んでほしいです

それでは本日はこのへんで。
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