ハロウィン 第二弾
こんにちは!
一ヶ月ほど前にハロウィンの起源についての記事を書きましたが…
残すところあと2日ですね!なにをするわけでもないですが…笑
今回はそんなハロウィンがテーマのミステリ小説を紹介しようと思います

「ハロウィーン・パーティー」
/アガサ・クリスティー
写真を忘れてしまいました

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推理作家のオリヴァ夫人は友人からハロウィーン・パーティーへ誘われ、参加していた。
そんなパーティーの準備中、ジョイスという少女が突然、「殺人をみたことがある」と自慢げに言いだす。
パーティの後、ジョイスはリンゴ食い競争用のバケツに首を突っこんで死んでいるのが発見されてしまう。
オリヴァ夫人はエルキュール・ポアロへ助けを求め、捜査が怪死されるが、再び子供が犠牲者となり…
謎を追い、現実から過去へと遡るポアロの推理とは。
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ポアロものの長編だとラストのほうの作品なのでポアロの老いを感じますね。
この時期のポアロの発言は老成していて重みがあって、すこし切ないです。
ハロウィーンという題材だからか、童話的で特徴的なモチーフが多くて少し不思議な雰囲気がします。
現実から過去へとさかのぼる推理、とかかれているのですが、クリスティ作品で過去へさかのぼって推理というとスリーピング・マーダーを思い出してしまいます。これはミス・マープルものの最後の事件なのですが美しくて好きな作品です。後期の作品によくみられるような気がしますね。
気になった方はぜひ読んでみてください

それでは、今日はこのへんで。
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